セクハラパワハラ町長が無自覚なのはなぜか?・・・潜んでいるかもしれないあの要因

 

あっちでもこっちでも、町長たちがパワハラにセクハラ。政治家によるハラスメントは今に始まったことじゃないけれど、こうも立て続けに出てくるとは。                     今まではなんとか抑え込めていたものが、とうとう無理になってきた、ということに気が付かない政治家が全国各地にいるようです。

岐阜県池田町の元町長、岡崎和夫氏は、約20年に渡り15人に対してセクハラを行っていたと認定され辞職。                                         愛知県東郷町の元町長、井俣憲治氏は職員108人がハラスメントを受けたと回答し認定された辞職。

岡崎氏は会見で、頭を下げたものの認識の違いを強調。職員に注意されたことがあったというが、そのままセクハラを続行。どうやらもともと認識が甘いのだから、他人との違いがわからなかったのだろうか。

井俣町長もそういう認識は持っていないと答え、受け手の感じ方が重要と言い切ってしまった。辞職願を出したとして会見した際には、「ハラスメントという言葉の乱用をどう防ぐか」と言い、具体的な言動について尋ねた記者に「それハラスメントですよ」と言い返し、得意満面のドヤ顔を見せた。

 

繰り返して行ってきた言動に2人とも反省の色なし。他人がどう思おうと関係なかったのだろうね。                                        いい訳にもならない自己主張を述べただけ。失敗も何もかも他人のせいにしてしまうんだよね。

先日、99のハラスメントで辞職した静岡県知事だった川勝平太氏も同じように反省の色なく、持論を展開していたっけね。

 

パワハラやセクハラで多くの政治家が問題視されてきたけれど、誰もかれもどのほとんどが彼らと同じ対応。数多い共通点を突き詰めてみると見えてくるのは「マイルド・サイコパス」というキーワード!

サイコパスほど反社会的でも暴力的でも犯罪を犯すわけでもないから、マイルドなサイコパス。でも特徴は持っているわけですよ。

 

『サイコパスの真実』ちくま書房の著者、原田隆之氏によると、マイルド・サイコパスには成功したサイコパスや、職場のサイコパスもいるそうです。                         成功したサイコパスの例は、アップルの創業者スティーブ・ジョブスに、トランプ大統領、ビル・クリントン元大統領もそうだと書かれていました。

 

特徴は、というと、                                   「失言や失策をしても全く懲りずにそれを繰り返し、ほとぼりが冷めぬうちに、ケロリとしてわらぅて見せる」                                         「周りの人々をコントロールし、上手に利用」                                     「思いのままにならないときは激怒」                                       「利用価値がなくなるとあっさり切り捨てる」

 

他者の権利や尊厳は考慮せず、自己の利益にのみ関心があって、平気で嘘をつくし、冷酷な仕打ちをする。失敗を他人のせいにして、些細なことで怒りを爆発させ、攻撃的な言動と取る。                  こんな上司、最悪ですね。

成功したサイコパスはこれに、人を出し抜く競争心があり、リスクを恐れず、表面的には魅力があって、リーダーシップを発揮する人もいる、ということのようです。

職場のサイコパスは、そこまで成功していなくても、こういう人が上司に就けば部下の指導やチームワークに多大な影響を及ぼすんだそうで、なかなか最悪なシナリオが待ち受けていそうです。

 

この特徴をセクハラパワハラ町長らに当てはめてみると、かなりの確率で当てはまりそうな印象が。

彼らがマイルド・サイコパスとはいいませんが、どうもそういうふうに見えるんですよね。

 

 

 

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