時事問題

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ロシアのプーチン大統領にみる「プロパガンダ」

「すべてのプロパガンダは嘘である。たとえ真実を語っているときでも」これは、ジョージ・オーウェル(英国の作家)が1942年3月、自らの日記に綴っていた言葉である。 まるで今のロシアをそのまま表しているような言葉だ。ロシアの「プロパガンダ」とはどのようなものなのだろうか。
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ブチャの大量虐殺・実行部隊に生じた心理的効果

ロシア軍が撤収した後のキーウ近郊ブチャでは、何百人という民間人の遺体が発見された。その悲惨な様子はメディアで報じられた通りだ。そこにはある心理効果が関係している。                       そして今後はマリウポリだ。プーチン大統領は21日、マリウポリを掌握したと宣言。アゾフ連隊が籠城し、多くの民間人が避難しているアゾフスターリ製鉄所を封鎖するように命じた。「ハエも通らぬように」と。                               
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なぜ忘れてしまうのか? 繰り返されるデータの改ざんと「選択的知覚」の関係

またも繰り返されたデータの改ざん! そう”またも!”なのだ。 ついこの前にも、文書偽造やらデータの改ざんはあったのに、いつの間にか忘れている…。 その“なぜ?”について考えてみた。中国の統計は信用できないけれど、日本の統計データは信用できる。漠然とそう思ってきた。1月5日の西日本新聞ネット版に『「都合の悪い数字」隠した?中国政府統計、消えた出生率の謎』と題する記事が載った。都合の悪い事は隠してしまう国というイメージが強い中国。だが国土交通省の「建設工事受注動態統計調査」の改ざんが、繰り返されていたことが明らかになった。8年に及んで書き変えられていたデータの調査結果は、GDPの基礎データの1つだ。日本の経済統計も正確ではない??? メディアでは様々な人が、これまで何度となく中国の経済統計の数字に疑問を呈してきた。
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なぜかどの内閣にも出現する失言大臣・・・岸田内閣にも現れるのか?

どの内閣でも、必ずのように出現してくる失言大臣。失言という意味は、「言うべきでないことを、うっかり言ってしまうこと」「また、その言葉」だと大概の辞書にそう出てくる。 岸田内閣が発足し、子育て世代への10万円の給付金でゴタゴタが続きの中、一時、鈴木俊一財務相の発言に注目が集まったが、それ以上メディアに取り上げられることもなくなり。 これまで失言大臣といわれてきた人たちには、大きく分けて2つのタイプがある。そしてそのタイプには、いくつかのパターンが存在する。
記事

衆議院議員総選挙の自民党CM、岸田総裁の背景が青一色だった意味を考えてみた。

10月31日は衆議院議員総選挙の投票日、それに向けてメディアやPCなどで流されていた各政党のCMについて分析した記事、『自民党は”寒い”、立民は”インパクトなし”…各政党の選挙CMの出来栄えを採点する』を執筆、10月29日の文春オンラインに掲載された。 選挙結果は自民党が予想以上に勝利し、再び首相となった岸田総裁率いる自民党のHPを見てみると…。 自由民主党の選挙CM、岸田総裁は鮮やかなブルーのネクタイを締め、バックはそれに合わせた青。 総裁の周りを囲むべたっとした一色の青が画面に広がっている。
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