文春オンライン『東山紀之新社長が身体を左右に揺らす時と、前後に動く時の違いは…ジャニーズ会見を分析した臨床心理士が気づいた”意外な心理状態”とは』

 

 

文春オンラインに『東山紀之新社長が身体を左右に揺らす時と、前後に動く時の違いは…ジャニーズ会見を分析した臨床心理士が気づいた”意外な心理状態”とは』という記事を書かせてもらいました。

掲載は2023年9月12日です。この会見、やはり注目度が半端なく高く、会見終了直後からネットニュースのトップに上がり、翌日の情報番組はすべてこの話題ばかりでした。

記事の概要については、文春オンラインをお読みください。

東山紀之新社長が身体を左右に揺らす時と、前後に動く時の違いは…ジャニーズ会見を分析した臨床心理士が気づいた“意外な心理状態”とは | 文春オンライン
「モヤモヤが残る」「曖昧」「甘い」……。7日にジャニーズ事務所が行った会見に対し、メディアやネットでは批判が多く見られた。 ジャニー喜多川元社長による性加害を公の場で認めたものの、再発防止特別チームが…

 

300人近い報道陣が集まったジャニーズの会見。出席したのは藤島ジュリー景子前社長、新しく社長に就任した東山氏、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦氏に、顧問の木目田裕弁護士。4人ともに硬い表情での登壇でした。

記事で分析したのは、会見中の彼らの表情やボディランゲージについて。会見では。その人の本音や感情が表情やボディランゲージになって現れることが多いのです。

東山氏は座って話す時、身体を揺らすことが多いのかも。アイドルゆえインタビューなどでは姿勢を正し、まっすぐ座っている姿しか目にしませんけれど、不安や動揺などがあると、もともと持っているクセが出やすくなります。

会見分析をしてきた経験からいえば、プラスでもマイナスでも感情が動く時、感情が揺さぶられる時などで、クセが出る頻度が増すようです。

クセなら分析しなくていいのでは?と思うでしょうが、クセが出るというのは感情は動いている証拠、。どんな時にどのようなクセが出やすいのか、パターンを見ていきます。

東山氏は、質問の内容や本人の発言内容の違いによって、身体を前後に揺する時と左右に揺らす時に分けられます。ほかに座り直すという仕草も多くて。内心は不安でいっぱいだったと思われます。

表情で気になったのは藤島氏。ジャニーズという他に類をみない帝国を引き継いだ人なら、マスコミ慣れしていて当然。もっと堂々とした表情を見せるだろうな予想していたけれど、見事にはずれました。

そういえば吉本興業が会見を開いた時も、お笑いの会社なんだから面白いトップが出てくるのかと思いきや、まるで違って超真面目な人たちがズラリ。面白い会社のトップは面白いに違いない、これは完全にこちらの思い込みでした。         

藤島氏、最初のうちは表情はこわばり、発声すらままならないのか声がとても出にくそうで。極度の緊張状態でした。そりゃそうですよね。親族の性犯罪を認めるのですから。

そのせいか目をつぶるという仕草も多く見られました。この仕草は目の前にある問題など、本当は見たくないという無意識の表れだといわれています。

記事の中では彼らの心の中にある「アンビバレンス」についても書いています。アンビバレンスは相反する感情を同時に持ったり、相反する態度を示すこと。表れていたのは、東山氏のジャニー氏に対するあまりきっぱりとしたコメントと物言い。なのにその反面、ジャニーズという名前を継続させるという矛盾からです。

誰が見ても、これでは収拾がつかないだろうと思われた会見でした。

 

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