“#見知らぬ女”でトレンド入りした岩屋外務大臣、過去から見えてくる危機感の低さとバイアス。

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トランプ大統領の就任式で外遊していた岩屋毅外務大臣が、赤坂の衆議院宿舎に帰宅したところ、家の中に“見知らぬ女”がいた、というニュースが流れた。泥棒か強盗か、はたまたスパイか、とニュースを聞いた人は思っただろう。

ドアを開けたらいたという女だが、岩屋大臣は「すぐにお帰りいただいたんですが、何の被害もありませんでした」と侵入した女に対して敬語を使ったものだから、本当は愛人だったのでは? ハニートラップ?と勘繰りたくなるのも当然だ。

侵入されたのは赤坂の議員宿舎で、それも自宅の中にいたのだから、普通に考えれば不法侵入ではないか?                  なのに大臣はそのまま帰したと。

外務大臣ともあろう人がそれでいいんですが?                                          きっとそう言いたかった人が沢山いたんじゃないかと思う。

だって岩屋大臣、過去にも批判されていたから。
それも防衛大臣として。

韓国によるGSOMIA破棄に北朝鮮によるミサイル連続発射が問題視されていた2019年、岩屋大臣は腰が引けた弱腰対応で、大臣としての資質を問われていた。                                                    ノンフィクション作家の門田隆将氏は自身のブログで、「岩屋防衛相を裏面せよ!」と主張。
元航空自衛官の宇都隆史参院議員は動画で「怒りに身が震えている」と述べたという。

昔から危機に対する緊迫感がないのかも。
危機管理能力が低いのか?

ということで、岩屋大臣の陥っているだろうバイアスについて考えてみた。

今回の事件の真相は、元衆院議員の宮崎健介氏がABEMA TVの「ABEMA的ニュースショー」で明かしているし、詳しいことは『《一時はハニートラップ説も》議員宿舎で見知らぬ女と鉢合わせ 岩屋外務大臣と警備担当者たちが陥った「楽観性バイアス」と「代表性ヒューリステック』に書いている。

岩屋大臣、自室にカギを掛けずに外遊に出かけていた。                                            

これって、自分だけは大丈夫、ここなら大丈夫という楽観性バイアスそのものでしょう。                          自分の家も守れんで、国を守れるんかね???

宮崎氏によると、議員さんたち、けっこうカギを掛けずに出かけるんだとか。                  g議員さんたちもみんな、楽観性バイアスの陥っているということだよな。                                     日本の危機管理は大丈夫なのか?

それでもって岩屋大臣、不法侵入者を大したこともないと、そのまま帰したって。                               これってちょっとした出来事ではなく、完全な事件だよね。

大変なことが起きているのに、深刻なことではない、大したことではないと判断して処理してしまったってことで、これは「正常性バイアス」の典型。

防衛大臣の時の対応となんだか似てないか???

世界各国でリーダーが交代し、米国、中国、ロシアが互いににらみ合っている状況の今、この人が外務大臣で本当に大丈夫なのか、不安は尽きません。

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