文春オンライン『「学歴詐称疑惑」に答えた小池百合子都知事(71)の会見を徹底分析 臨床心理士がきづいた”答えなかった質問”とネガティブな表情』

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文春オンラインに『「学歴詐称疑惑」に答えた小池百合子都知事(71)の会見を徹底分析 臨床心理士がきづいた”答えなかった質問”とネガティブな表情』という記事を書かせてもらいました。

毎週開かれている都知事の定例会見、ここでもまた学歴詐称疑惑について質問が繰り返されましたが、以前のように根掘り葉掘り突っ込んでいく記者たちは少なくて。メディアの記者たちは、前回よりもかなりトーンダウンしている印象です。

小池都知事も、質問に答えてはいるものの、面倒くさそうな表情を見せるばかり。   面倒な質問をする記者たちに対しては、いかにも横に置いた書面を見るふりをして顔をそむける。それ以外の質問には質問する記者の方をちゃんと見ながら聞いているなど、その態度はあけすけですが、小池さんらしいともいえます。そんな定例会見の様子を分析したのが、今回の記事です。

文春オンライン
「学歴詐称疑惑」に答えた小池百合子都知事(71)の会見を徹底分析 臨床心理士が気づいた“答えなかった質... 小池百合子東京都知事のカイロ大学卒業をめぐる「学歴詐称疑惑」が再燃した。小池都知事は定例会見でも多くの質問を受け、回答する表情が印象的だったので詳細に分析して...

都知事選が近くなる度に疑惑が持ち上がる学歴詐称疑惑にうんざりしている表情を浮かべる小池都知事ですが、毎度なぜ同じような疑惑が持ち上がるかというと、根本的な問題がクリアされていないからなんでしょう。                             

卒業証書が果たして本物なのか?ということもあるでしょうが、小池都知事に大学を首席卒業できただけのアラビア語の能力があるかないかということであって、個人的にはそれ以上でもそれ以下でもないような気がします。

最近の定例会見では、昔よりもアナウンサー的な要素が減っているようですが、表情やコメントにメリハリをつけるところなど、相手の感情に訴えかけるのはやはりうまい。

政治家の会見としてみるならば、よどみなく話しながら言いたいことを強調しアピールするやり方、会見においても記者たちを自分のペースに巻き込んでいく方法、さりげなさを装いながら不快感を表す仕草など、さすがと思わせるところがあります。

何度も問われる同じような質問には、逆に質問をしかえして切り返し、記者たちをたじろがせる。質問に質問で返されると、自分たちはコメントを取る側だと考えている記者たちほど返答に窮するようです。

ここにきて嘘をつくと後でバレた時が大変と思ったのか、取材を重ねられると明らかになってしまうだろう事実については、明示することを避けました。           「あまり鮮明に覚えていませんね」と一言。                           否定するでもなく、覚えているでもない。                                       あまり鮮明に覚えていないということは、ぼんやりとでもそういう記憶があると認識していることになる。

カイロ大に学歴問題について公表するよう対応を依頼したかと聞かれると、あったともなかったとも答えない。ほやかし方もさすがで。それで記者からの追及をかわし、会見を終えてしまう。

責められてもスルスルと切り抜けてしまう小池都知事、その方法がよくわかる会見でした。

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