プロパガンダといえばロシアのプーチン大統領による政治宣伝活動が有名です。 では、以下に上げる国から、ロシア以外でプロパガンダを行っていると思う国をあげて下さい。
1. アメリカ 2. イギリス 3. フランス 4. 日本 5. 中国 6. 韓国 7. 北朝鮮
一般的には、特定の思想によって、個人や集団に影響をあたえ、その行動を意図した方向へ仕向けようとする宣伝活動の総称と定義されているが、主に政治的意図をもって主義や思想を宣伝する場合に使われる。
プロパガンダの第1歩は、メディアによる報道手段を自分の統制下に置くこと。
報道規制をして情報を統制し、都合のよう情報だけを流すことで、あたかもそれが真実のように思わせる。
都合の悪い情報についてはフェイクだと主張、もしくは虚偽情報を真実として報じる。
インターネットの普及前は情報統制し、メディアを規制すればよかったが、現在はSNSがにより人々が自分たちで情報を得ることができるため、プロパガンダを行う側が思うような規制ができなくなっている。そのため都合の悪い情報はデマやフェイクと、自分たちを陥れる情報だと主張する。 このようなフェイクや虚偽情報はブラック・プロパガンダといわれている。
プロパガンダには3種類ある。
ホワイト・プロパガンダ・・・・発信元がわかる正しい情報
ブラック・プロパガンダ・・・フェイクや嘘、不正な情報
グレー・プロパガンダ・・・正しい情報なのかフェイクなのか不透明な場合
プロパガンダが浸透すれば、虚偽情報を真実と偽っても、人はそれを鵜呑みにしてしまう。 人は自分が信じたい情報、自分にとって都合のよい情報しか取り入れなくなるという確証バイアスという傾向があるからだ 。 プロパガンダはそのような人間のバイアスをうまく利用する。
権力者はあらゆる機会をプロパガンダに利用し、人間の単純な信念を利用する。
プロパガンは人々の根源的な不安や恐怖、非合理的な希望に働きかける。 人々が見聞きしたい情報、耳触りのいいのニュース、信じたい情報を与え、人は自分が信じたいモノだけを取捨選択して取り入れる。 権力者や政府、メディアなどの意図と思惑が含まれる情報は、歪んだ世界観を作りだす。 人々はその世界をリアルだと思い込む。
このようにして、プロパガンダは人々の思想や信念などに影響を及ぼすのです。